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10月12日(日)コミュニティガーデン&ファームプロジェクト第6回「宿根草をみんなで植えよう!」を開催しました。

今回のテーマは「宿根草をみんなで植えよう!」。
ハッピーガーデンに、みんなで選んだ宿根草や低木を植え付けました。
今回は先生が用意してくださった苗や、改修前のGLCから移植した植物など、多様な種類を扱いました。
背丈や花の色、葉の質感などのバランスを考えながら、先生のアドバイスを受けつつ配置を決めていきます。

🌿宿根草とは?

パンジーやアイスランドポピーなどの“一年草”は、植えた年に花をつけて種を残し、その後枯れてしまいます。
一方、宿根草は一度植えると根が残り、毎年同じ時期に花を咲かせる植物です。
そのため、一度植えれば長く季節の移ろいを楽しむことができます。

🪴配置のコツ

花壇を自然に見せるポイントは、

・3株以上をまとめて植えることでまとまりを出す(グルーピング)

・同じ色や形の植物が連続しないように配置する

・成長後の大きさを想定して、適切な間隔をとる

など様々あります。

また、今回は千鳥植えという方法も用いました。
格子状ではなく前後の列を少しずらして植えることで、手前の株の間から奥の花が見え、立体感が生まれます。
さらに、株同士の距離が離れるため風通しが良くなり、蒸れにくくなるという利点もあります。

💧水やりのポイント

植え付けた直後は一株一株の根元にしっかり、丁寧に水を与えます。
土の表面が湿っていても、掘ってみたら土中は乾いているということもあります
植え付け直後は、根がしっかりと土に活着するまで土が乾かないよう注意します。
水を求めて根が深く張ることで、やがて自ら土中の水分を吸い上げられるようになり、頻繁な水やりは不要になります。

今回の活動で印象的だったのは、「自分の家ではできないから楽しい」という感想でした。
グリーンライブセンターのハッピーガーデンは、家庭の庭では味わえない規模で、みんなで協力して作り上げていく場所です。
このブログでは紹介しきれない詳しい解説や活動もありますので、初めての方もぜひ気軽にご参加ください。

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